日本の野球を理論的に批判する

日本の野球の問題点を誰もが納得できるようわかりやすく解説する。気が向いたときに少しずつ更新していく。

【ファン無視の私物化オーナー】プロ野球を12球団から増やさない自分勝手な理由

突然だが、サッカーのJリーグは面白いね。J1だけでも18チームあり、その下にJ2、J3とピラミッドのようにたくさんのチームがあるわけでしょ?しかも成績が悪いと下部リーグに降格させられるわ、一方で下部リーグの成績上位者は昇進できるチャンスもある。

 

優勝争いだけでなく、昇進・昇格争いまで白熱するわけだから、選手も最後まで手を抜かずに真剣勝負せざるを得ないわけだ。

 

そこ行くと、何なんだ?Nなんとかという棒振っているお遊戯は?1リーグ6球団だけで毎年コップの中の争いを繰り広げ、もちろん成績が振るわなくても降格はなし。おまけに6球団だけの争いにプレーオフなんて導入する茶番ぶりだから、「6チーム中3位で日本シリーズに出れちゃうのかよ」なんていわれる有様。

 

では、なぜNPB運営者達は12球団から減らそうすることはあっても、増やすことは頑なに拒み続けるのか?

 

まずプロ野球というのは、ご存知の通り大企業が球団運営を担っている。球団を運営することで、毎日のようにテレビで球団名などを宣伝してくれるのだから、知名度アップで莫大な売り上げ増につながるわけだ。

 

では、もし球団数が今の2倍、つまり24球団になったら?もうお分かりのことだと思うが、メディアに取り上げられる機会が単純計算今の2分の1になってしまい、旨味が減少してしまうわけだ。これじゃ、既存球団は堪ったもんじゃない!

 

そういうわけで、わざわざ高いハードルを設けて新規参入を拒み続けてきた。まず金のない中小企業は絶対に参入できないし、例え超大手企業であっても、参入しようとすれば適当な理由をつけて断られるのが落ちである。

 

ところで、先日某インターネット通販会社から「球界に参入したい」との申し出があったそうだ。

 

衣料品通販サイト「ZOZOタウン」を運営するスタートトゥデイの前沢友作社長(42)は17日、自身のツイッターを通じ、プロ野球の球団運営に意欲を示した。16年にロッテ本拠地球場の命名権を取得し「ZOZOマリンスタジアム」とするなど球界との関わりを模索してきただけに、新球団発足の可能性も含め、今後の動向が注目される。 

ZOZO前沢氏がプロ野球参入構想 野望をツイート「球団持ちたい」― スポニチ Sponichi Annex 野球

 

でも、もう説明するまでもないよね(笑)

 

今頃そんな話を持ち出してくるということは、新規参入なんかでなく、既存球団の買収!どうせ、お得意の談合でもしたんだろ?

 

まあ、球団側も口だけは完全否定しているみたいだけどね(笑)

 

ロッテ・河合オーナー代行も身売り完全否定 非公式の買収の打診も「一切、ございません」

ロッテ・河合オーナー代行も身売り完全否定 非公式の買収の打診も「一切、ございません」― スポニチ Sponichi Annex 野球

 

どうせ後で、「やっぱり身売りすることになりました(´;ω;`)」と言って話を覆すんだろ?

 

本当に日本というのは、嘘・ごまかし・隠ぺいばかりの国だ(怒)こういう嘘を何も咎められることはないし、いかに上手く嘘をつくかが問われる国だから、結局正直者が馬鹿を見る世界なんだよな(´;ω;`)

 

政治ショーや大企業・学校の不祥事を見ていても思うことだが、特にNPBの世界は顕著なものだよ!